(焼そば その7)

○ 「自慢の麺 やきそば」(十勝新津製麺)


 十勝新津製麺さんの自慢の麺シリーズの一つとして登場したのがこのやきそばです。

 何といってもカップの形状がやきそばっぽくありません。ボーっとしているとそのまま普通のカップ麺のように作ってしまいそうな感じがします。

 とは言いつつもやきそばを作らないとなりません。とにかくお湯を入れて4分、しっかりと湯切りをしてソースをかき混ぜて天かすを載せれば完成です。

 早速、麺を一口いただきます。甘酸っぱいとても美味しいソースに加えてかなりコシのある麺には驚きです。とても歯ごたえがありますよ。

 このため、かなり食べたい気持ちになるのですが、量が少ないのがちょっと寂しいです。これで量が普通サイズなら完璧なのですが。

 具はキャベツ、天かすの2種類。キャベツはシャキシャキとしていて天かすはカリカリとしています。そして天かすに青のりが入っているので香ばしいですね。

 自慢の麺というだけのことはあるとても美味しい麺を持った一品。これで量が普通サイズなら向かうところ敵なしといったところでしょうか。




自慢の麺 やきそば1



自慢の麺 やきそば2



自慢の麺 やきそば3







○ 「ブレンドソース焼そば」(マルちゃん)


 ウスターソースと濃厚ソース、そして、どろソースといった3種類のソースを合わせたカップ焼そばの登場です。

 一つ一つのソースだけでも特徴のあるソースを一緒にしたらどんな味になっているのか。かなり期待を込めてお湯を注ぎました。

 4分後にしっかりと湯切りをして液体ソースをかけてよくかき混ぜます。そして、スパイスをかければ完成。ニンニクスパイスのとても良い香りが漂ってきました。

 早速、麺を一口いただきます。スパイクのニンニクとソースが混ざってとてもシャープな味わいとなっています。思ったよりソースの癖が無くとても美味しいです。

 麺はちょっと太めでまあまあコシのある麺となっています。量的にも130グラムと大盛り基準なのでとても食べごたえがあります。

 具はキャベツのみなのですが、このソースの味わいとニンニクのインパクトがあればシャキシャキキャベツだけでも十分に満足です。

 3種類のソースを合わせたら結構まろやかな味わいになり、かなりまとまりのある味わいになった一品。よくぞここまで仕上げたなというのが率直な感想です。




ブレンドソース焼そば1



ブレンドソース焼そば2



ブレンドソース焼そば3







○ 「大阪 道頓堀 ぼてぢゅう ソース焼そば」(エースコック)


 創業昭和21年。大阪道頓堀に店を構える「ぼてぢゅう」のソース焼そばをカップ麺として再現したものです。

 昭和21年といえば戦後間もなくの混乱期。その頃から今までの間、多くの方にずっと愛され続けられた味とははたしてどのような味なのか。

 お湯を入れて5分、しっかりと湯切りをしてソースを入れてよくかき混ぜ、特製マヨソースをかければ完成。ソースのとても良い香りが漂ってきました。

 早速、麺を一口いただきます。白いマヨネーズをしっかりと麺に馴染ませて口に運ぶとコッテリとしたソースとマヨネーズのハーモニーが素晴らしいです。

 麺自体もコシがとてもあって太いので食べごたえがあるといった感じです。量も満足のいくくらい入っているのでとても満足です。

 具は肉、キャベツの2種類なのですが、カップ焼そばには珍しく本格的な肉が入っています。単体でもしっかりと味わえて本当に美味しいですね。

 さすが長きにわたって愛されていた一品。そんなことを素直に感じることができる美味しさはお見事というしかありません。ホント、美味しかったです。




大阪 道頓堀 ぼてぢゅう ソース焼そば1



大阪 道頓堀 ぼてぢゅう ソース焼そば2



大阪 道頓堀 ぼてぢゅう ソース焼そば3







○ 「月島 もんじゃ風 焼そば」(明星)


 月島もんじゃ振興会(協)推奨のカップ焼そばの登場です。もんじゃといえばお好み焼きの柔らかいものというイメージしかありません。

 ただ、そのイメージは間違いだと思うのですが、本場のもんじゃを食べたことがないのでよく解らないというのが正直なところ。はたして、どんな味なのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてしっかりと湯切りしてソースをかけてよくかき混ぜ、後乗せかやくをかければ完成。海老と青のりがとても香ばしそうです。

 早速、麺を一口いただきます。割と薄味のソースが絡んだ麺に後乗せかやくが良い感じで絡んでくれるといった感じ。素直に美味しいと感じますね。

 麺は細めのややちぢれ麺。固さ的にはどちらかといえば柔らかめなのですが、ベトベトとしない柔らかさなので、美味しくいただくことができます。

 具はキャベツ、あげ玉、干しエビの3種類。特にあげ玉と干しエビの風味がとても良い役割を果たしています。ソースとの相性もバッチリです。

 風味はもんじゃで味は焼そばといった感じの一品。とにかく風味の良さは格別のカップ焼そばなので、一度は食べてみて欲しいなと思いました。




月島 もんじゃ風 焼そば1



月島 もんじゃ風 焼そば2



月島 もんじゃ風 焼そば3







○ 「ソース 焼そば」(コープ)


 低価格で安全な商品を提供し続ける庶民の味方であるコープさん。そのコープさんのカップ焼そばの登場です。

 ウスターソースのコクとうまみがきいたおいしさ!こんなことが蓋に書いてあります。ウスターソースの美味しさがウリのカップ焼そばを早速いただきます。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてしっかりと湯切りをしソースを麺によく絡めてふりかけをかけたら完成。ソースの酸味が効いた香りが漂ってきました。

 早速、麺を一口いただきます。香り同様に口の中一杯に酸味の効いたソースの美味しさが広がるといった感じがします。

 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺で少し柔らかめなのですが、ソースがしっかりと染みこんでいるのでとても美味しくいただけます。

 具はキャベツのみなのですが、ソースの酸っぱさに対してキャベツの甘さがとてもバランス良いといった感じ。余計な具は必要ないといったところです。

 美味しいソースがとても本格的な一品。コープさんという割には完成度の高いカップ麺だなと思ったら東洋水産さんが作ったカップ焼そばでした。



コープソース焼そば1



コープソース焼そば2



コープソース焼そば3






○ 「デカ王 2.0 Wソース焼そば」(日清)


 心もお腹も満足するシリーズとして定着してきたデカ王。今度はでかいなんてものではありません。ムチャでかいカップ焼そばとなりました。

 麺の量は206グラム。普通のカップ麺の麺の量は65グラムですからね。3倍ありますよ。3倍。お腹が満足することは解ったのであとは味だけです。

 どんな味がするのか楽しみにしてお湯を入れました。3分後に蓋を開けてしっかりと湯切りしてから液体ソースと粉末スープを混ぜてふりかけをかければ完成です。

 早速、麺を一口いただきます。ふりかけのチーズの香りがとても良い麺は粉末と液体のWソースということもあって濃いめの味となっていて美味しいです。

 そして、チーズとキムチパウダーのふりかけも存在感がありますね。とてつもない量の麺がどんどんお腹に入っていくといった感じです。

 具はキャベツ、ゴマの2種類。余計な具は必要ないという主張に納得ですね。具うんぬんよりも麺とソースで勝負している姿勢がひしひしと伝わってきます。

 大きさもさることながら味も満足のいく一品。思いっきり腹を空かせた時には是非これを食べると良いです。幸せな気分になること間違いなしです。




デカ王 2.0 Wソース焼そば1



デカ王 2.0 Wソース焼そば2



デカ王 2.0 Wソース焼そば3







○ 「俺の塩 うまみ塩焼そば 新バージョン」(マルちゃん)


 以前に本宮先生の漫画とタイアップした「俺の塩」を紹介しましたが、今回は普通のパッケージを紹介します。

 ホタテと昆布の旨味、コシのある細麺。そんなことが書いてあるとともにソースには赤穂の塩を採用しているとのこと。食べるのがとても楽しみです。

 お湯を入れて1分というめちゃ早い麺の戻し時間。しっかりと湯切りをして液体スープと粉末スープを入れてよくかき混ぜれば完成です。

 胡麻油の香りが漂ってきてとても食欲をそそるような感じ。早速麺を一口いただくと1分という短時間の戻し時間が嘘のようにきちんと食べることができます。

 そして、コシがしっかりと残っている麺にちょっとスパイシーなソースがきちんと絡んでいるといった味わいで塩加減もちょうど良いですね。

 具はホタテ風カマボコ、キャベツ、キクラゲ、ニンジンの4種類。特にホタテ風カマボコが良い風味を出してくれています。キャベツの甘さもとても良いです。

 風味の良さと味わいの良さ、そして麺のコシの良さといったバランスがとても良い一品。ソース味とはまた違った美味しさを楽しむことが出来ます。




俺の塩 うまみ塩焼そば 新バージョン1



俺の塩 うまみ塩焼そば 新バージョン2



俺の塩 うまみ塩焼そば 新バージョン3








○ 「焼そば BAGOOOON」(マルちゃん)


 このカップ焼そばをスーパーで見かけた時にはかなり驚きました。たしか、北海道じゃなくて東北とかその辺で売っているカップ焼そばという認識でしたからね。

 ここで出会ったのは運命以外の何ものでもありません。もう、迷わずに買い物かごへ入れさせていただきました。

 三陸産わかめスープ付きのカップ焼そば。とりあえず、焼そばの方を作らないとスープも出来ないので、お湯を注ぐことにしました。

 3分後に戻し湯でスープを作り、残ったお湯はしっかりと捨てて、液体ソースをよくかき混ぜて、ふりかけをかければ完成。ソースのとても良い香りが漂ってきました。

 まずは、スープを一口いただきます。作り方には別途お湯を注いでくださいと書いてあったのですが、あえて戻し湯を採用しました。

 やはり、麺の出汁が効いているので味わい深いスープとなっています。焼そば弁当もそうなのですが、戻し湯を使った方が良いスープが出来ますよ。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。ソースがほどよく混ざってとても美味しく感じます。具の肉とキャベツもソースと合っていて美味しくいただけますね。

 美味しい焼きそばと美味しいスープが一緒になった一つで二度美味しい一品。地域限定することなく全国展開して欲しいなと思いました。



焼そば BAGOOOON1



焼そば BAGOOOON2



焼そば BAGOOOON3








○ 「UFO 辛口ソースカレー」(日清)


 カップ焼そばとしてお馴染みのUFO。そのUFOから北京オリンピック開催に併せて誕生したのがこのカップ焼そばです。

 燃えろニッポン!をコンセプトにして登場したのは辛口ソースカレー。気持ちだけではなく先ずは口から燃えてくださいといったところでしょうか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてしっかりと湯切りをします。そして、液体ソースを入れてよくかき混ぜ、カレースパイスをかけたら完成です。

 少し辛そうかなと思えるカレーの香りが漂っている麺。やはり、カレーの香りは一瞬にして食欲をそそりますね。そんな麺を一口いただくことにします。

 思ったよりも辛くないカレー味。ソースの酸っぱさも残っているのでとても美味しくいただけます。麺自体はやや柔らかめなのですが気になるほどではありません。

 具は肉、キャベツ、赤ピーマンの3種類。このソースや麺にはこの具しかありえないといった組み合わせ。本当に良い役割を果たしています。

 カレーとソースが絶妙に合わさったまさに旨辛の一品。何が嬉しいって限度を知らない辛さではなく丁度良い辛さ。これなら多くの方々が楽しめます。




UFO 辛口ソースカレー1



UFO 辛口ソースカレー2



UFO 辛口ソースカレー3









○ 「焼そばBAGOOOON はま塩」(マルちゃん)


 東北や北陸地方で販売されているカップ麺。まさか、札幌市内のスーパーで普通に買えるとは思ってもみませんでした。

 北海道限定発売の焼そば弁当には中華スープが付いているのですが、これにも三陸産わかめスープが付いているというので嬉しい限りです。

 お湯を入れて3分、戻し湯をスープに使って、麺には液体スープと粉末スープをよくかき混ぜれば完成。胡麻油のとても良い香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。わかめの風味がたっぷりと詰まったスープは麺の出汁も効いていてとても良い感じとなっています。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。胡椒と胡麻油の効いた塩味がなんとも美味しいですね。もう少し磯臭いのかと思ったのですが、そうでもないです。

 具はカニかま、キャベツ、キクラゲの3種類。彩りがある見た目も良いのですが、特にカニかまがはま塩らしい磯の風味がして美味しくなっています。

 癖のないあっさりとした美味しさがまさに癖になりそうな一品。スープも付いているので気分的にはかなり得した感じになります。



焼そばBAGOOOON はま塩1



焼そばBAGOOOON はま塩2



焼そばBAGOOOON はま塩3























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